1.大津市の概要
滋賀県の南西部に位置する大津市は、
大阪や京都のベットタウンとして発展してきました。
京都市に隣接しており京都府と間違われることが多いですが、
歴史を遡れば、今から約1350年前に天智天皇により遷都され
大津京として歩み始めた歴史ある街です。

2.気候・風土
気候は温暖湿潤で、夏は暑く冬は寒いですが、
日本一の琵琶湖に抱かれることで、
比較的気温の変化は小さく抑えられています。
市町村合併により市域が広がり、南北に長い形となったことから、
同じ市内でも南北で気象条件の違いがみられます。

3.歴史や観光
大津市は本州のほぼ中央に位置し、
京阪神・中京・北陸を結ぶ経済および交通の要として道路や鉄道が整備され、
公共交通機関・マイカーでの移動に便利な環境で、
通勤やレジャーには最適な状況です。

歴史がある街なので有名な神社仏閣が数多く点在しています。
天台宗総本山の比叡山延暦寺、
紫式部が源氏物語を起筆した石山寺、
明智光秀の菩提寺である西教寺など、
歴史上の錚々たる人物に愛された街であり、
歴史ファンにとっては宝の山かもしれません。

 日本一の琵琶湖に寄り添うように広がる大津市は、美しい水辺の宝庫です。
琵琶湖岸に整備された「なぎさ公園」は広大で、
無料で開放されており週末は老若男女問わず憩いの場となっています。
ブラックバスを狙えるポイントもあり、
釣り好きも十分満足できるスポットです。

4.まとめ
県庁所在地でありながら百貨店が存在しない不便さはあるものの、
中小規模の商店はそれなりに充実しており、生活する上で支障は感じません。
大都会のような喧噪もなく、自然を感じながらゆったり過ごしたい人にとって
大津市は最適な街かもしれません。