私たちは夫婦で東京都から宮城県富谷市に移住しました。
関東圏から東北へ、地方移住に至るまでの経緯や、引っ越しの体験などをご紹介します!
地方移住のきっかけ
私たちは、子供がいないので「できれば色々なところに住んでみたいね」と話していました。
その夢をかなえるために、仕事を在宅リモート・ワークに完全に切り替え、どこでも働けるようにしたことが地方移住のきっかけになりました。
東京での生活は、通勤でも仕事でもたくさんの人と接し、新しい店やファッションを知ることができるので、今のトレンドを感じられて刺激がある一方で、ストレスも大きな日々でした。
近所の人とのつながりが薄く、何年も住んでいるのに、道路で顔を合わせても挨拶してくれる人はわずかでした。
(治安が悪い地区だったのでしょうがないのかもしれませんが・・・)
また、通勤時の渋滞には辟易させられました。
ほんの少しの距離を進むだけでも渋滞に巻き込まれ、休日のショッピングでは駐車場も大混雑。
自家用車を持っていても、なかなか気持ちよいドライブができないのも悩みでした。
インターネットがつながっていれば、どこからでも仕事ができるならば、あえて東京に住んでいる理由もありません。
そこで、もっと家賃が安く、道路が広く、生活しやすい地区を探してみることにしました。
移住するなら住みやすい環境へ
地方移住といっても、住みやすそうな場所の候補は数多くあります。
東日本か、西日本か迷いましたが、まず条件としたのは、ずっと住みたいと思える環境かどうかです。
とくに、自然災害が増えているので、移住候補地を絞り込んではハザードマップをチェックして、浸水や地震被害の少ない地区を探しました。
また、自然が豊かでありながら、スーパーなどがあって便利で「適度に都会、適度に田舎」の環境を探しました。
そんなリサーチを繰り返して、ついに見つけたのが、宮城県富谷市です。
富谷市は、大東建託が公開している「住みここちランキング2021(東北)」で2年連続1位、宮城の中では3年連続1位に選ばれた市です。
仙台市に近いので都会の雰囲気もありつつ、まだ開発途上で自然が多く、ゆっくりした雰囲気があり、田舎と都会のバランスが最適です!
近年、子育て世代の移住が相次いでおり、とくに30-40代の若い世代に人気があるのもポイントのひとつでした。
オンラインを活用した不動産選び
私たちは、感染症のリスクが大きな時期に引っ越ししたため、賃貸アパート探しや契約をすべてオンラインで行い、一度も下見に来ないで移住しました。
一昔前とは違い、ZOOMやLINEビデオなどを使って新居の内見(オンライン内見)ができるのには驚きました。
不動産会社の資格者からの重要事項説明(IT重説)も、すべてオンラインで完結します。
結局、現地に入って、不動産会社からカギを預かるまで、直接会わずに物件を決められました。
また、たくさんの見積もりを取って煩わされがちな、引っ越し業者選びもオンラインで行えました。
ZOOMを使ってオンライン引っ越し見積もりを取り、複数の引っ越し業者を比較すると業者との値段交渉もオンラインで行えます。
オンラインを活用すれば、地方移住のハードルは、いよいよ低くなっていることを実感しました!
地方移住の前に徹底リサーチを!
もちろん、地方移住にはメリットも、デメリットもあります。
あえて言えば、富谷市の場合は、地下鉄や電車などの公共交通機関がないことで、自家用車がない人にとっての移動手段が少ないところでしょうか。
(私たちは車を持っているので、特にデメリットには感じませんでした)
しかし、大事なのは、デメリットがあったとしても環境を変えてみたいだけの魅力が移住先にあるかどうかです。
SNSを使って実際に住んでいる人の口コミや評判をしっかりチェックすると、公式情報だけでは分からない実態が分かります。
リサーチすればするほど、実際に住んでからのギャップを感じなくなります。
私たちも、富谷市に住んで「評判通りの良い場所だ!」と感じていますよ。
ぜひ、この口コミも参考にして、富谷市への移住を検討なさってみてください!