札幌に移住して10年ちょっと。毎回食べ歩きが楽しい街だと感じます。

美味しいお店がびっくりするほど多いんです。真面目な話、これを言うと笑われるんですけど、移住したばかりのころはコンビニ(ただし、セイコーマートにかぎります)のお弁当にさえ感動したぐらいです。

定番のスープカレーはそれぞれのお店で独自の工夫がこらされていて美味しいですし、回転寿司ならほぼハズレなし。しかも、お値段が手ごろでボリュームもありますから大満足間違いなしです。

忘れちゃいけないのがジンギスカン。ラムやマトンは独特のくせが苦手という人も多いですが、札幌で食べるジンギスカンは不思議なことにくさみがまったく気になりません。

数少ない例外は味噌ラーメンでしょう。美味しいラーメン屋さんならたくさんあるのに、どういうわけか昔ながらの札幌味噌ラーメンだけはどこで食べても微妙な感じしかしないんです。ほんと、これだけは不思議です。


さて、札幌の食が素晴らしい理由として、道産食材の多彩さと美味しさがあります。

住んでみてわかったのは、道産野菜が美味しいこと。大きなスーパーだと見映えがいいのが普通の値段で売っていますが、地元の小さなスーパーに行くと傷があったり形が悪かったり小さすぎたりといった訳あり品がびっくりするぐらいに安く買えて、しかもしっかり美味しいんです。

それに道産米の美味しさも見逃せません。もとは熱帯生まれのお米だけに寒い北海道では美味しく育つはずがない、と言われつづけてきたのが今や「こしひかり」に並ぶ評価を受けるほどの人気を誇る「ゆめぴりか」をはじめ、冷めても美味しい「ななつぼし」など、バリエーションも豊富です。

また、北海道は酪農王国でもありますから、牛乳はもちろん、バターやクリーム、チーズといった乳製品もいろいろ。さらにそれを使ったスイーツもあるのですからそれだけでもう幸せな気持ちになれますよ。

さらに、日本海に太平洋、オホーツク海に囲まれているだけあって、鮮度がよくて味のいい魚介がよりどりみどり。お肉にしても、牛、豚、鶏のどれもが上質なのに、ほかに美味しいものが多すぎてちっとも目立ちません。

そんな北海道の中心が札幌なのですから、なにを食べても美味しいに決まっているのです。

ただ、残念なことに楽天やAmazonでお取り寄せすると、目を疑うほどお高いのでご注意を。

というわけで、本物の北海道の美味しさを堪能したいなら、札幌に移住するのがいちばんなのですよ、というお話でした。