保育士として練馬へ移住しましたが、子育て世帯に対するサポートや、保育士の確保に向けた区独自の政策をやっています。元々、国から補助金制度が導入されていましたが、その制度がなくなった中で、練馬区は保育士に継続的に支援をする必要があると判断し、保育士が区外へ離れないように定期的に資金や物資の援助を行なっています。
つまり保育士が多いと言うことは競争率が高く、保育士の質が高いと言えます。

その為、他の区よりも手厚いサポートと保育士自身が精神的にも余裕のある環境で子どもを預ける事が出来ます。
保育園が多い為、子育て世代の家族が近辺に住んでいるのも特徴の一つと思います。
街行く人はベビーカーや抱っこ紐で子どもを連れていたり、自転車に乗せていたりと子どもの多さに驚く事だと思います。
池袋へのアクセスも良い為ベッドタウンとしては最適でしょう。

園内、外問わず子育てをしている家庭同士で気軽にコミュニティを作れる環境も子育て不安を払拭する材料となってくれると思います。
練馬付近には美術館や介護施設、小学校も固まった位置に建設されている為、施設を通してコミュニケーションを取ったり、私の住んでいる家の近くにある美術館の広場では初対面なのに子育ての話に花を咲かせる場面も何度か見かけてきました。
保育園でのお散歩の道中に老若男女問わず挨拶で声をかけて頂く事もあり、子育て、子どもに対する意識が他の地区より高い印象を受けます。
治安が良い為、夜に帰宅する女性の姿も見かけることもあり、犯罪率も比較的低い地区となります。

都心ほど良い意味での喧騒さは無いので、賑やかな雰囲気が好きな方にとっては少し静かだなと感じる事があるかもしれません。
若者が集まる街、というよりは子育てする家庭が集まる街もしくはサラリーマンのベッドタウンのイメージが強いです。
また、ベッドタウンである事と、西武池袋線沿いに位置している事から通勤電車は比較的満員電車になる事が多いです。
都心へ仕事をしに出勤する方が多く、始発地点の飯能から池袋までの電車はほぼほぼ西武池袋線を使用する方が集まりますので、通勤ラッシュ、退勤ラッシュが苦手な方は少し窮屈に感じるかもしれません。
山手線内の混雑具合ほどではありませんが、手すりが全部埋まり手すりのない中央部分まで人が埋まる程度をイメージして頂けると良いと思います。

総合的に見て私はここに住んで4年目ですが、池袋へのアクセスも良く、治安が良い為一人暮らしの女性も住む環境としてはおすすめします。