奈良県吉野郡天川村に住みたい!基本情報や移住支援制度などを調査!

更新日: Apr 30, 2021

奈良県吉野郡天川村に住みたい!基本情報や移住支援制度などを調査!

奈良県吉野郡天川(てんかわ)村へ引っ越しや転勤、移住を考えている人は必見!吉野郡天川村の魅力や人口などの基本情報や周辺へのアクセス、移住支援制度を調査しました。天川村は「天のくに・木のくに・川のくに」。修験者が訪れる険しい山々に守られてきた場所でした。吉野郡天川村に興味を持っている方、移住しようと考えている方は参考にしてください。

天川村は奈良県の中央部南に位置し、近畿最高峰八経ヶ岳(1915m)をはじめとした標高10000〜2000mの大峰山系の山々に囲まれた村です。村の4分の1が吉野熊野国立公園に指定されています。

この山脈からの流れは「水の郷百選」、洞川湧水群「名水百選」に選ばれています。険しい山々は古くから修験道の聖地とされてきました。大峯山脈をたどって吉野、大峰山寺、玉置神社を経て熊野本宮大社まで走破する「大峯奥駈道」は「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としてユネスコ世界遺産に登録されています。

この自然環境のため以前は秘境といわれていましたが、現在では道路の整備など交通の便が良くなったことで隔絶性が除かれてきました。車では大阪、京都、名古屋からそれぞれ2時間ほどで到着します。かつては林業が盛んでしたが現在は観光業に移行しています。

子育て・教育では、森林環境教育、スキー教室、アユの放流など恵まれた自然を次世代に繋いでいく取り組みをしています。乳幼児養育手当、修学旅行の補助金などもあり保護者の負担を減らしています。

奈良県吉野郡天川村の移住支援制度

奈良県吉野郡天川村の移住支援制度

天川村の移住支援制度をまとめました。定住促進、移住支援に力を入れており「定住促進特設サイト」はわかりやすくまとめられています。移住者支援、先輩移住者のインタビュー、暮らしについてなどが充実した読み応えのある内容です。

空き家バンク

天川村では村への定住を希望する人が居住物件情報を検索できるよう、空き家情報バンクを設置しています。物件を探している人はぜひ活用してください。

仲介役の空き家コンシェルジュが交渉のサポートをします。まず空き家情報バンクのページに掲載されている空き家情報に希望物件を見つけたら、空き家利用希望者の登録をします。

空き家コンシェルジュから空き家の所有者に利用希望が伝えられると、空き家所有者と空き家利用希望者の連絡調整の上、双方での交渉となります。なお空き家コンシェルジュは交渉についてサポートは行いますが、「交渉」「売買契約」「賃借契約」に対して直接的な関与は行いません。

空き家情報一覧ではホームページ物件の所在地、外観と内観の写真、間取り、建築時期、特徴などが掲載されています。特徴は「川沿いにある囲炉裏付きのお家。

バス停も近く」や「観光地洞川温泉街に近い、周りに林がある土地」など具体的です。修理の必要や風呂トイレの状況もわかります。

洞川定住促進住宅支援

天川村では洞川定住促進住宅を用意しています。住宅は2階建ての木造共同住宅で、家賃は1か月30000円~38000円。3か月分の家賃に相当する額の敷金が必要です。

入居資格は「将来にわたり天川村に定住し、村の発展に寄与する意志を有するものであること」。入居者が決まってしまっている場合もありますので、天川村役場産業建設課(TEL 0747-63-0321)に問い合わせ、申し込みをしてください。

奈良県吉野郡天川村の観光情報

奈良県吉野郡天川村の観光情報

そびえる山々と深い谷を抱える天川村。約1300年前の役行者(えんのぎょうじゃ)による大峯開山以来、山岳修験道の道場として栄えてきました。

弘法大師空海との関わりも深く、大峯山で修行したと伝えられる史跡・伝承が残されています。山伏に導かれて修験道の体験ができます。天川村は大峯山「山上ヶ岳」や近畿の最高峰「八経ヶ岳」をはじめ弥山、行者還岳、稲村ヶ岳などの登山の拠点となっています。

初心者向けハイキングコースから上級者向けコースまで、バリエーションにとんだコースで自然を楽しめます。

天河大辨財天社(てんかわだいべんざいてんしゃ)

壬申の乱に勝利した天武天皇が造営し、天川村の名前の由来といわれる神社です。弁才天、熊野権現、吉野権現がまつられ、神仏習合の形態を残しています。高僧や修験者たちが集まり、特に弘法大師空海の参籠後は、大峯参り、高野詣とあわせて多くの人々が訪れるようになりました。

弁才天は音楽や芸能の神様としても有名です。能の奉納が行われ、世阿弥も用いたとされる面や、能楽草創期からの価値の高い能面、能装束が多数奉納されています。

面不動鍾乳洞(めんふどうしょうにゅうどう)

天川村付近一帯には石灰岩を含む水成岩のカルスト地形による鍾乳洞がつくられています。1cm伸びるのに100年200年かかるといわれる鍾乳石や石筍(せきじゅん)、貴重なストロー鍾乳管を見ることができます。鍾乳洞内の平均気温は8℃、地下280mの幻想的な世界が広がっています。鍾乳洞まではトロッコ(有料)を利用して向かうこともできます。

観音峯ハイキングコース

観音峯展望台(1285m)へのハイキングコースは登山道も整備され、登山口から90分程度で本格的な山岳パノラマを楽しめることから、四季を通じて人気のコースです。稲村ヶ岳や大日山、南に大峯奥駈道から弥山・八経ヶ岳などを望むことができます。

稲村ヶ岳

稲村ヶ岳(1726m)はツクシシャクナゲが見られる「花の百名山」としても有名です。頂上の展望台からは世界遺産に登録された大峯奥駈道などを360度見晴らす大パノラマを見ることができます。

みたらい渓谷

みたらい渓谷

エメラルドグリーンに輝く神秘的な淵、大小の滝と巨岩、底まで透けて見える清流が美しく、ダイナミックな渓谷美は感動的です。川沿いには遊歩道があり、つり橋から滝を上から眺めることもできます。新緑、サツキが美しい夏、紅葉の錦秋、山水画のような冬と、四季折々の景観は、近畿地方随一の美しさとたたえられています。

洞川エコミュージアムセンター

「洞川エコミュージアムセンター」のテーマは自然、水、修験道。吉野熊野国立公園・大峯山系の自然を紹介しています。目がくらむような大峯山(山上ヶ岳)行場の西ノ覗の3D体験コーナーなどもあります。近くには洞川自然研究路もあり、自然観察の前にセンターで情報収集をするとより楽しめるようになります。

小路の駅「てん」

小路の駅「てん」はメイドイン天川の品物にこだわった直売所です。店内には名水で仕込んだ豆腐、地元の野菜、加工品、特産品をそろえ、住民も利用するショップとして親しまれています。天川村の情報発信基地でもあります。

まとめ

自然への敬いを忘れずに修験者を見守ってきた天川村。訪れて荘厳な山々の空気を肌に感じてみてください。自然とともに生きていきたいと考えている人は天川村を移住先として考えてみてもよいかもしれません。