調査概要

調査対象 :日本国内在住で都市部から地方への移住経験がある方
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2022年11月10日〜2022年11月20日
サンプル数:290名

調査結果

Q.移住したのはいつ(何年)ですか?

今回の調査にご協力いただいた290名の内、移住した時期が2019年のコロナ禍以降であると回答したのは、全体の49.0%と約半数ほどでした。コロナウイルスの流行に伴う、地方への「移住ブーム」の後押しにより地方移住を決心した方が非常に多いことが分かります。

【地方移住をした時期(年)】

  • 2022年:12.8%
  • 2021年:12.4%
  • 2020年:15.9%
  • 2019年:7.9%
  • 2014年~2018年:20.6%
  • 2009年~2013年:15.7%
  • 2004年~2008年:5%
  • 2003年以前:9.3%

Q.移住した理由を教えてください(n=290)

地方移住の理由として最も多かったものは「転勤・異動」によるもので、約40%を占めました。
積極的な意思での移住理由としては、「自然の多い環境に住むため」が最も高く、全体の約20%の割合となっています。

Q.移住する際に意識したことを教えてください(n=290)

移住する際に意識したことで高い割合を占めているものは「買い物などの日常の便利さ」「住み心地のよい家」で、いずれも全体の40%を超える結果となりました。
利便性や快適性など、日常生活を過ごす時間に高い重要性を意識していることが分かります。

Q.移住する際に最も意識したことを教えてください(n=290)

移住する際に意識したことのなかで、最も重視されていることは前問と同じく、「買い物などの日常の便利さ」で22.8%の割合を占めていま

都市部においてはさまざまな施設が整っており高い利便性があるため、地方移住においても日常の利便性に高い水準を求めていることが考えられます。

Q.地方移住して良かったことを教えてください(n=290)

地方移住してよかったこととして「のんびりと暮らせた」が最も高い割合で回答されており、全体の半数以上の方が回答しています。
「転勤・異動」による外部要因での移住者も、地方ののびのびとした環境での暮らしを利点と考えていることがわかります。

また、経済的なメリットよりも、生活の質といった定性的な要因に地方移住の優れた点があり、大きなメリットを享受している人が多いことがわかります。

Q.移住して後悔したことを教えてください(n=290)

移住して後悔したこととして高い割合を占めたのが「車がないと生活できない」ことで、約半数の方が回答しています。また次点として、約43%の方が「娯楽が少ない」と回答しています。

地方特有ののびのびとした暮らしにメリットがある一方で、日常生活における移動手段や行動に制限があることを不便に感じていることがわかります。

地方移住を検討する際には、日常生活をより具体的にイメージした上で、自身のライフスタイルに合っているかを考慮することが重要です。

Q.移住して最も後悔したことを教えてください(n=290)

前問の移住して後悔したことの中で、最も後悔していることは何かとたずねたところ、前問と同じく「車がないと生活できない」ことで、約20%の方が回答しています。

また次点には「給与水準が低い」ということが挙げられ、その次には「仕事が限られる」と回答されています。移住によってゆとりのある生活を得つつも、経済面や職業選択においては都市部と大きなギャップに悩まされていることがわかります。

Q.現時点であなたにとって地方移住の選択は成功だったと思いますか(n=290)

現時点での地方移住への選択について成功と考えている方は48.6%でした。

地方移住での新たな生活に満足している方が約半数いる一方で、「成功」とも「失敗」とも言えない方が40%を超える結果となりました。

移住してから後悔をしないためには、移住検討中にその土地の情報をしっかりリサーチすることや、実際に住んでいる方々の生の声を聞くなど、理想と現実のギャップを埋めていくことが非常に重要になります。

Q.今後再度都市へ居住環境を戻す予定はありますか(n=290)

最後に、都市部への再移住の意向についての質問には、「居住環境を戻す予定がない」と答えた方が約半数という結果になりました。

地方移住を「成功」だと感じている方は今後も地方での居住を続行する意向が強く、一方で、「成功ではない」「どちらとも言えない」と回答した方の約50%が都市部に戻ることを視野に入れていると分かりました。

地方移住を成功させるためには、地方での日常生活を具体的にイメージし、本当に自分に合った生活が送れるかどうかを熟考することが大切です。

移住して最も感動したエピソードを教えてください。

最後に、移住してから最も感動した・びっくりしたエピソードをうかがってみました。その中の一部をピックアップして紹介します。

【移住して最も感動した・びっくりしたこと】

  • 空気が美味しい、水が綺麗、水道水でも十分美味しい、食事が美味しい。今までの食事は何だったのだろう。
  • 大きくて新鮮な魚や、採れたての野菜、猟期にはイノシシや鹿などがお裾分けで回ってくる。
  • 近隣住人同士の付き合いの深さに感動。子供を預けても全く問題ないことがわかったのが良かったです。
  • 幅広い世代で付き合えるようなコミュニティが確立できたこと。
  • 行政による子育て支援が充実している。
  • 今までゲームばかりだった子供たちが、進んで外遊びをするようになった。
  • とにかく星が綺麗で感動した!家の電気を消した瞬間、スイッチひとつでベランダがプラネタリウムになる。
  • 生活費が今までと段違いでかからなくなり、お金が無くても豊かな生活ができる。

「人との交流」「食事のおいしさ」「子育て支援」「自然の豊かさ」に関するエピソードを中心に、都会には無い環境の豊かさへの魅力や、あたたかいエピソードが多く寄せられました。

「移住したい」について

本調査は、地方への移住経験がある方々の実際の声を調査し、移住に関する障壁や課題等の実情を明らかにすること、またその過程で地方の魅力を再発見し、地方移住の検討促進へ寄与することを目的に実施しました。

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