岩手県大槌町に住みたい!基本情報や移住支援制度などを調査!

更新日: Dec 18, 2020

岩手県大槌町に住みたい!基本情報や移住支援制度などを調査!

岩手県大槌町へ引っ越しや転勤、移住を考えている人は必見!大槌町の魅力や人口などの基本情報や周辺へのアクセス、移住支援、子育て支援などの制度を調査しました。大槌町に興味を持っている方、移住しようと考えている方は参考にしてください。

岩手県大槌町(おおつちちょう)ってどんなところ?

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人口10,786人(推計人口、2020年10月1日)
自治体HP大槌町HP
大槌町 移住支援資料PDFこちら

岩手県大槌町は、上閉伊郡にある自然豊かな港町。大槌の地名は、戦国時代に周辺地域を支配していた有力な武士「大槌氏」の名が由来しているようです。港町であるだけに、住民は沿岸部に集中し、電車の路線や主要道路といった交通網も、海沿いに集まっています。

西部では山間にも集落がありますが、著しい人口減少により過疎地域の指定を受けている地域です。岩手県の県庁所在地である盛岡市までは、電車・車共に約2時間30分ほどと距離があります。

東北地方であるため、冬の寒さは厳しく東京都心と比較しても気温は5度以上の差がありますが、沿岸部であるため積雪はそれほど多くありません。夏は暑すぎず、冬も比較的暮らしやすい地域といってもよいでしょう。

また、大槌町は「三陸ジオパーク」として有名な町。自然を超えて「地球」を感じられる造形を見ることができ、自然の広大さは文句なしです。

一方、大槌町は震災の被害を受けた地域でもあります。しかし、復興支援を通して周辺地域との交流が盛んになったり、結婚や子育て、IUターン移住の支援のを手厚くさせる動きがあったりと、新しい町づくりの活動が始まっています。

岩手県大槌町の移住支援

岩手県大槌町の移住支援

岩手県大槌町では、若年世代が住みやすい環境をつくることや、若者の流出に歯止めをかけるための支援事業に取り組んでいます。移住時に大槌町の移住支援制度をそれぞれチェックしてみましょう。

大槌町移住支援金制度

大槌町では、東京圏から移住してきた人が就労や起業をした場合に「移住支援金」を交付する制度を設けています。移住後の就労や起業で経済的な負担がかかることを想定し、単身者で60万円、世帯層では100万円の支援金を受け取ることができる制度です。

ただし、支援の対象となるにはいくつかの条件があります。移住する直前に、東京23区に5年以上勤務していた経験がある人、大槌町に5年以上継続して住み続ける意思があること、また移住支援の対象となる求人に応募した場合など、複数の条件をクリアする必要があるので詳しく確認してください。

定住促進事業住宅取得補助金

大槌町に定住する人で、新築住宅の建設や建売住宅の購入をした人には「大槌町定住促進事業住宅取得補助金」を交付する制度です。補助金額は一律100万円。

新規に住宅を立てた場合や新築物件を購入した場合のみに適用され、中古物件は対象外となります。

また、大槌町定住促進事業住宅取得補助金と同時に「フラット35」を利用してローンの借り入れを行う場合、金利が引き下げになりますので、こちらも併せてチェックしてみては。

大槌町空き家リフォーム支援補助金

大槌町への移住の際、空き家をリフォームして住宅として再機能させるために「大槌町空き家リフォーム支援補助金」を交付しています。

リフォーム支援補助金の上限は100万円で、建物のリフォーム費用だけでなく、設備の修繕やリフォームにかかる費用も対象です。こちらの条件には、大槌町に10年以上定住することや、自治体・町内会に参加することなどが挙げられています。

地域に根差した暮らしをしたい、地元住民との交流を絶やさず長く住み続けたい人に適した支援制度といえるでしょう。

大槌町空き家片付け支援補助金

大槌町にある空き家物件の片付けにかかる費用を補助してくれる制度です。空き家にある家財道具の撤去など、新しい居住者に受け渡せる状態にするためにかかる費用を一部支援します。

片付け支援補助金の上限は10万円、ゴミ処理代や家電リサイクル費、遺品整理費用、ハウスクリーニング費用などもこの補助金の対象経費です。こちらも、空き家リフォーム支援補助金制度と同じく、10年以上定住する意思があることや自治会・町内会への参加が条件となっています。

岩手県大槌町の観光情報

岩手県大槌町の観光情報

大槌町にある観光スポットをピックアップしてみます。各スポットから伺える地域の情報や雰囲気を、移住地を選ぶときの参考にしてみてください。

蓬莱島(ほうらいとう)

蓬莱島(ほうらいとう)

蓬莱島は、昭和の時代に子どもたちから絶大な人気番組であった「ひょっこりひょうたん島」のモデルとなったとされる島です。正確には、ひょうたん島のモデルは他にも複数ありますが、そのうちのひとつが大槌町の蓬莱島だとされています。

赤い灯台が目印で、この情景は大槌町のシンボルのような存在。島の中には弁財天が祭られており、漁師が渡航の安全を祈願したり、地元住民が安全を祈願する場所となっています。

島までの道路が、震災の影響により一時期不通となっていましたが、今は復旧し人々の往来が復活しています。

浪板海岸(なみいたかいがん)

浪板海岸(なみいたかいがん)

浪板海岸は、三陸のリアス式海岸に位置している美しい海辺です。大槌町では海水浴やサーフィンなどを楽しむスポットとして、地元住民や観光客など多くの人に親しまれていました。

しかし、東日本大震災の津波によって海の地形が代わりサーフィンに適した波が立ちにくくなってしまったことから、一時期は海を訪れる人の数も減少。しかし、近年流行しているマリンスポーツ「SUP(サップ)」をするのに最適な海岸であることがわかり、少しずつ訪れる人が増えています。

砂浜を復活させる工事も着々と進んでおり、太平洋を一望できる海をもう一度復活させるべく地元の方たちが活動しています。

大槌城跡

大槌町は港や海の印象が強い地域ですが、里山の自然も素晴らしい豊かさを誇っています。大槌城跡は標高141m、北高140mの場所から広大な山の造形や、城跡を楽しめるスポットです。

かつての大槌城は、規模が三陸周辺で最大ともいわれており、現在は城山公園として多くの人に解放されています。二ノ郭からは大槻湾が一望でき、町の風景や海の状態までを見渡すことが可能です。

安土桃山末期から江戸初期にかけて大きく繁栄した、大槌の歴史情報と共に訪れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

岩手県大槌町の基本情報を、支援制度やおすすめ観光スポットと共に紹介しました。大槌町は静かでとても小さな町です。

また、震災で失われた海や町を復興するために、地元住民と町外の交流が盛んになり、新たな町づくりのために奮起しているところでもあります。

まずは一度現地に足を運んで、その地の空気を感じてみるところからスタートしてみるとよいかもしれません。