長野県で田舎暮らしをするならここ!おすすめの場所5選

長野県で田舎暮らしをするならここ!おすすめの場所5選

長野県は「田舎暮らしの本」(宝島社)による「移住したい都道府県」ランキングで16年連続1位となる人気の地域です。
大都市圏からの交通アクセスが良く、自然環境も充実していることから移住候補として人気で年間を通して多くの人が移り住んでいます。

ここでは長野県で田舎暮らしを行う際におすすめな5つの自治体を紹介していきます。

飯田市

飯田市

飯田市は長野県内の市の中で最も南に位置し、経済的にも愛知県と結びつきが強い地域です。
長野県内では最も温暖な気候で、真冬日になることが少なく日照時間も長いので、豪雪地帯ながらも住みやすい場所です。反面、夏は暑く猛暑日になることもしばしばありますが、朝晩は涼しく熱帯夜になることはほぼありません。
古く江戸時代には飯田藩の城下町として栄え、城下町の面影が残る町並や伝統芸能の多さから「南信州の小京都」と呼ばれています。

りんごの生産が盛んでシナノゴールドなどの「信州りんご」が名産です。そして名水の長野県らしく、きれいな地下水を使った「喜久水酒造」は県外にもファンがいる南信州地域唯一の蔵元です。新幹線は通っていませんが、リニア中央新幹線の駅が建設予定で高速道路インターもあるので交通の便も良い場所です。

このような特徴から宝島社が発行した「田舎暮らしの本」における「住みたい田舎ベストランキング 2022年版」において甲信越エリアでの子育て世代、シニア世代、若者世代が住みたい街第1位を獲得しています。
移住定住の促進が活発で飯田の語源である「結いの田」からUターンとIターンを合わせて「UI(結)ターン」として独自の取り組みを行っています。結いターン移住定住推進課のサイトは分かり易いと評判で、特に空き家の状況が「成約済み」「交渉中」など見やすく移住希望者にはありがたい取り組みです。

飯田市では環境問題への取り組みも盛んで木質バイオマスや太陽光などの自然エネルギーに関する補助もありますし、Uターン者に対しては「奨学金一部免除制度」もあるので移住後の子育てなどの人生設計に飯田市を考えてみてはいかがでしょうか。

安曇野市

安曇野市

安曇野市は長野県中部にある安曇野地域だった5町村が合併して2005年に誕生しました。
安曇野市の西部は雄大な北アルプス連峰がそびえ立つ中部山岳国立公園の山岳地帯で、市全体に多くの皮が流れているため清流に恵まれた地域です。
豊富な湧き水がありワサビの栽培が盛んで、特に日本最大規模のわさび園である大王わさび農場が有名です。そして湧き水や清流を活用したニジマスの養殖や信州サーモンの開発も行われています。

晴天の日が多い内陸性気候で、気温も湿度も低く冬の寒さは厳しいですが、蒸し暑い夏からは解放されます。
他にも市内には中房温泉をはじめとして温泉が各所にあり、大自然を見ながらの保養もできる場所です。
首都圏から2時間50分という好アクセスな場所で、ウィンタースポーツや観光で訪れる人も多く、旅行がきっかけで移住を考える人もいます。

空き家バンクがあるので、移住後の住居も相談が可能ですし「移住者向け 空き家リフォーム補助金」として最大80万円の補助も受けられます。
東京圏から移住される方に向けて「移住支援事業」も適用されているので対象の方はぜひ活用してください。お試し住宅もあるので移住前に長期滞在をすることも可能です。
また農業体験から専業農家まで、様々な「農ある暮らし」を応援しており「住居費補助事業」として新規就農者が賃貸住宅に住んでいる場合、最長で3年間の間、月1万円の補助を受けられます。大自然の中で快適な移住生活が出来る安曇野市への移住を検討してみてはいかがでしょうか。

伊那市

伊那市

伊那市は長野県南部に位置し、東に南アルプス、西を中央アルプスに囲まれており市の中央に一級河川の天竜川や三峰川が流れる自然豊かな地域です。
また伊那市は長野県内の中でも比較的暖かく、年間降雪日数も10日ほどと雪が少なく過ごしやすいのが特徴的です。

伊那市を移住地として考える人に知ってほしいのは教育環境です。2019年に移住した人の8割が40代以下で特定の保育園や幼稚園、小学校に入れるために移住を決める人が多くいます。
その中でも「伊那小学校」は人気が高く、オンラインセミナーに400組以上が参加して全国から注目を集めています。「通知表を出さない」という方針とヤギや羊などを飼育する「飼育活動」や炭づくりといった独自の「総合活動」をクラスごとに行っている学校です。
また「伊那西小学校」では森林の植林や間伐など林業について触れる学習を行っており都会の学校ではできない経験を積むことが可能です。

伊那市は駅や商業施設も近い伊那区域と田舎暮らしモデル地域に指定されている高遠町や長谷区域で移住支援も少し違います。
「出産祝金」は伊那区域では第3子から2万円、第4子で5万円が支給されますが高遠町や長谷区域では第1子から3万円が支給され子供の数で金額は増え第4子以降は10万円が支給されます。

住居に関する支援も高遠町や長谷地域では新築住宅や空き家の購入の際に最大150万円が支給され、定住した1年目には1世帯に付き15万円が、中学生以下の子供1人に付き2万円の追加支援があります。

この様に伊那市では、市内でもそれぞれ独自の取り組みが行われており特に子育てには力を入れたい移住者に人気の地域です。

軽井沢町

軽井沢町

軽井沢町は長野県東信地方の町で有名な避暑地、別荘地の1つで日本有数の高原リゾート都市です。
森林に覆われた町の北は側では浅間山や上信越高原国立公園へと続き、南側は草原や田園といったパノラマな風景が広がっています。別荘地として発展した歴史があり町内にはリゾートホテル、レストラン、カフェ、美術館などが点在しており夏はゴルフやテニス、冬はスキー、年間を通してハイキング、サイクリング、乗馬を楽しむことが出来ます。
北陸新幹線も通っており首都圏からの移動も便利です。

軽井沢町で昨今注目されているのは2020年に開校した「軽井沢風越学園」です。
私立の義務教育学校と幼稚園が一体となった学園で、楽天創業メンバーで副社長を務めた本城慎之介が理事長を務めています。普通の学校のような一斉授業はなく学級委員も日直もいないのが特徴で、チャイムも鳴らないので学習の主導権は子供が持っている学校です。軽井沢風越学園へ「教育移住」する家族も多く、注目を集めています。

軽井沢町では補助金も地域保全や文化・教育に特化したものが多く「電動式刈払機等の購入補助」や「生ごみ処理機等の購入補助制度」などがある他、「環境に配慮した新築住宅の購入や改修補助」として最大40万円の補助が受けられます。
さらに「国際交流補助」や「まちづくり活動の支援」など軽井沢ならではの補助が多く、移住希望者に注目されています。

佐久市

佐久市

佐久市は長野県東信地方にある群馬県との県境の市です。
森林セラピー基地に認定されており気持ちのいい森林浴ができます。
「星の町」として町おこしされ町域西部の山間部にある臼田宇宙空間観測所や近隣の南牧村の野辺山電波天文などが有名です。
寒暖の差は激しいですが、晴れた日が多く日中は暖かくなることが多い地域です。
上信越自動車道や北陸新幹線といった交通の便が充実しており、市内には大型店舗が多くあるので買い物に便利です。

そして佐久市と言えば「医療の街」として有名です。2つの総合病院と地域医療支援病院があり、医師の数も全国平均や長野県平均を上回っています。地域医療体制も整っているのでかかりつけ医から高度診療機能を持つ医療機関との連携もスムーズです。

移住補助として「移住補助新築物件」として最大40万円、中古物件の場合は20万円が補助されます。さらに移住を検討している人向けの「佐久市移住検討者滞在費補助金」もあるので、移住を考えている人が佐久市の魅力を理解してから移住を決めることが出来る制度が人気があります。
そして「佐久市リモートワーク実践者スタートアップ支援金」もあり、2拠点生活や移住後も今の仕事を継続したい方にとっては、ありがたい制度です。

この様に佐久市では移住前から移住後まで充実した支援制度があります。

長野県での田舎暮らしのメリットデメリット

長野県での田舎暮らしのメリットデメリット

長野県に移住する場合、多くのメリットがあります。一方でデメリットもあるのが事実です。
移住後にどの様な特徴があるかを紹介していきます。

メリット

長野県へ移住するメリットとしては自然豊かな生活が送れることです。
森林浴や自然アクティビティ、ハイキングなどが楽しめます。
また全国で2番目に温泉地が多く保養地域としても充実しています。
水が綺麗な地域では農作物、特に稲作が発展し美味しいお米が食べられます。

さらに観光、別荘地として発展していることから主要都市では便利な生活も送ることが出来ますし、新幹線も開通していることから首都圏とのアクセスも良好です。

そして医療や教育などに特化した街もあるので自分が臨んだ生活がチョイスできる地域として人気を博しています。

デメリット

長野県へ移住するデメリットは、自然環境によるものが多いです。
まず海が無いため海岸沿いでのんびりとした田舎暮らしは出来ないということです。
そして避暑地であるため夏は涼しい一方で冬の寒さは厳しく、積雪する地域もあるので対策が必要です。
長野県の都市部でも車文化な為、運転免許が無いと不便を感じることでしょう。

また長野県内には地域ごとにコミュニティがあるのでどうしても負担を感じてしまう可能性はあります。長野県だけに限らず地方に移住を考える際には、その地域独自の環境や風習に戸惑う可能性を想定しておいた方がよいでしょう。

長野県で支援制度のあるおすすめ自治体3選

長野県で支援制度のあるおすすめ自治体3選

移住地域に人気のある長野県において支援が充実している自治体はどういった場所でしょうか。ここでは支援が特徴的な自治体を3つ紹介していきます。

御代田町

御代田町

御代田町は長野県北佐久郡の町で北部には浅間山の裾野が広がっています。
避暑地、別荘地として有名な軽井沢町の隣に位置しており、旧中山道の宿場町として栄えた歴史から交通の便も良い一方で高原野菜の産地としても知られています。御代田町への移住者数は近年、軽井沢町よりも多く、特に若年層の移住が増えています。

そして町長も北海道からの移住者ということもあり、近年注目されています。
町長は小中学校の給食費無償化や空き家改修補助金を出すなど、多くの移住支援を行っています。特に子育て層には手厚く「産後ケア事業」を令和元年から拡大した他、放課後児童クラブ乳幼児健診・教室を充実させ「こども自然探検隊」として豊かな自然環境を活かしたキャンプや自然観察を小学生が楽しむことができます。

さらに市民農園や滞在型の農業体験施設などもあり「農ある暮らし」もできます。新規就農相談に空き家バンク、高齢者向けの移送支援など町全体が移住後の生活をサポートしてくれる町で、注目を集めています。

信濃町

信濃町

信濃町は長野県上水内郡の町で新潟県に接していることが特徴です。
町全体で標高が高く、森林に囲まれた生活が送れます。町内では野尻湖でのウォータースポーツや、北信五岳でのウィンタースポーツが人気でアウトドアレジャーも盛んな地域です。

一方で新潟県に面していることから海にも近いので、サーフィンや海水浴なども楽しみたい若い世代が移住しています。海なし県の長野県で海が生活圏内にあるのは信濃町くらいなものです。
そして信濃町は「ありえない、いなかまち」とくぎ打って多くの移住者たちが田舎暮らしを満喫しています。そこには充実した支援制度があります。

住環境の支援として「空き家バンク制度」はありますし「町営住宅」も管理されています。そして「若者定住促進家賃補助」として40歳以下の移住者が指定の賃貸住宅に入居した場合に家賃補助が受けられます。
また「住宅取得資金利子補給金交付事業」として新築住宅の建築や中古住宅の購入を行った際に、金融機関から融資を受けた場合の利子に対して、補給金が受けられます。さらに「住宅リフォーム支援事業補助金」として空き家のリフォームにも補助金が出ます。

子育てに関しては「第3子以降保育料減免事業」として第3子以降は1人に付つき6千円を上限に保育料が軽減されます。
そして小中学校の教材は無料ですし高校生が鉄道を使って通学する場合の定期運賃は20%を町が補助します。大学進学などの進学希望者に対して月額5万円を町から無利子で借りられます。

そして「木育ルーム なかよし」は子供の頃から木に親しむ心を育むための広場で様々なサービスを実施しています。
この様に信濃町では、多くの支援がある上に海へも行けることから人気の移住地域になっています。

南箕輪村

南箕輪村

南箕輪村は長野県南部に位置する上伊那郡の村で、県内においては最も人口の多い村です。
平均年齢43.3歳と長野県の村では最も若い世代が多く、出生率・人口増加率も長野県1位です。
南箕輪村は村内にインターチェンジが所在しているため、東京・名古屋からの所要時間はともに約2時間半という好アクセスな地域です。信州大学農学部のキャンパスがあるので日本で唯一、保育園から大学院まである村です。

若者が多いことから子育て支援が充実しており「福祉医療費給付金」で高校三年生までは医療費がほぼ無料です。他にも「児童手当」や「保育料の免除」もある他、「空き家バンク」や「住宅リフォーム補助金」といった住環境の補助も充実しています。

そして「大芝高原いちご」やコシヒカリ、信州りんごといった農作物が有名で新規就農者にもやさしい町です。
「ちょこっと農業塾」や「田んぼ体験隊」といった農業体験から始められますし、地域では農業・食育団体の活動が活発で、就農をサポートしてくれます。お試し住宅もあるので農業体験と移住体験が同時にできるのも嬉しいところです。
南箕輪村は今、長野県だけでなく全国的にも注目を集めている移住候補地です。

まとめ

まとめ

長野県は移住希望地としてかなり人気の高い地域です。交通や生活面、移住後の補助なども充実しているだけでなく教育の面からも注目を集めています。
自分に合った移住をするなら長野県は候補として外せない地域です。