高知県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!

更新日: Jun 29, 2021

高知県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!

高知県へ引っ越しや転勤、移住を考えている人は必見!高知県の魅力や基本情報、おすすめの市町村などを紹介しています。それに加えて、移住支援情報や就業支援情報についても解説します。高知県に興味を持っている方、移住しようと考えている方は参考にしてください。

高知県ってどんなところ?

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人口759,700人 (推計人口、2012年3月31日)
高知県HP高知県HP
高知県移住支援サイトこちら

高知県は、「海の国」としてのイメージが強いですが、そのほとんどが海の近くまで山が迫る典型的な山国で、山地率は89%と全国一位です。温暖な気候、複雑な地形、そしてたびたび訪れる台風の猛威などの自然が、土佐特有の風土をつくりあげています。坂本龍馬や吉田茂など、数多くの先人・偉人を輩出してきた歴史と風土があります。

高知の自由で豪快な気風は、「いごっそう」や「はちきん」と呼ばれる、おおらかな中にも芯の通った県民性を育み、アイデア豊かな土佐人の知恵と行動力は、こだわりのある園芸作物や産業技術を生み出しました。

また「よさこい祭り」に代表される個性豊かな地域の文化を発展させてきました。まずは、高知県の特徴や魅力をご紹介しましょう。

高知県の特徴や歴史

「とさ」の呼称は、古くから国産みの神話のなかで、土佐国建依別(とさのくにたけよりわけ)とよばれ、雄々しい男の国とされています。

戦国時代には長宗我部氏が土佐を統一し、その後関ヶ原の合戦で西軍に味方して破れた長宗我部氏に代わって、1601年に山内一豊が国主として入国しました。幕末には、坂本龍馬など多くの志士を輩出し、明治維新には板垣退助などが自由民権運動を起こしました。

また中江兆民、幸徳秋水などの思想家や岩崎弥太郎などの実業家、牧野富太郎、寺田寅彦などの学者と、数多くの偉人を輩出しています。

高速道路や新幹線、空港へのアクセスの良さ

高知県内は、JR土讃線、空港連絡バス、路面電車、路線バス、トロリーバスと交通機関がたくさんあります。県内対象エリアの鉄道・バス・路面電車が乗り放題になる交通PASSやオトクなきっぷもあります。

首都圏からは、羽田空港から高知龍馬空港まで飛行機で約1時間20分、高知龍馬空港から高知駅までは空港連絡バスで25分です。新幹線なら東京から岡山駅まで約3時間20分、岡山駅から特急で約2時間30分で高知駅に着きます。

その他の情報

日本最後の清流といわれる四万十川(しまんとがわ)のほか、水辺利用率全国一の仁淀川、物部川、安田川など四国山地に源を発する清流が多く流れています。

北は四国山地で愛媛県、徳島県に接し、南は太平洋に面して扇状に突き出しています。太平洋を臨む海岸線は長く、西部はリアス式海岸、東部は隆起海岸で平坦な砂浜が続いています。気候は黒潮の影響を受けて冬でも温暖であり、台風の襲来も多く、1951年以降の台風上陸数は鹿児島県に次いで2番目に多い県です。

太平洋に突き出た足摺岬、室戸岬は強風でも知られています。温暖多湿な気候のため、足摺岬や室戸岬ではアコウ、ビロウといった亜熱帯植物が自生し、高知平野では早場米が収穫されます。

また、古くから野菜のハウス栽培が行われています。高知県は、大都市圏と比較すると出産や子育てによる離職が少なく、地域別の子育て世帯の家計支出を見ると、東京と比較して1ヶ月の生活費は約9万円低くなっていて、子育てしやすい環境にあるといえます。

高知県の移住支援・就業支援制度

高知県の移住支援・就業支援制度

続いて、高知県にはどのような移住支援・就業支援制度があるのか見てみましょう。

高知県移住支援特使

「高知県移住支援特使」は、高知県にゆかりがあり、「高知家」の取組みに共感した民間企業の県外在住の人々に協力をお願いし、それぞれの人が赴任している地域で、情報を提供してもらっています。

高知県への移住に関する情報を知りたい。移住の相談に乗って欲しいがどうすればよいかわからない。移住の相談に高知県まで行くのは難しい、という声に、「高知県移住支援特使」が応えてくれます。

ちなみに、2020年3月31日現在は、次の方々が特使として協力されています。

四国銀行の広島・大竹・岡山・大阪・香里・守口・尼崎・東京の各支店支店長と神戸支店執行役員支店長、クラブツーリズム業務推進課長、太陽石油執行役員総務部長、四国電力東京支社総務課長、三愛石油人事総務部広報課長兼秘書課長、全日本空輸羽田空港マネジャー、高知銀行の東京・大阪・岡山・高松・徳島・阿南・池田・松山・今治・新居浜・八幡浜・宇和島・城辺の各支店支店長、サカイ引越センター代表取締役社長、ヤマトホームコンビニエンス代表取締役社長、住友不動産住宅再生事業本部長、アートコーポレーション取締役副社長。

高知家で暮らし隊

「高知家で暮らし隊」は、UIターンを、高知県がひとつになりワンストップで応援する制度です。 まだ具体的にUIターンを決めていない人も、これから情報収集をはじめる人も気軽に登録してみてください。

まず、移住・交流コンシェルジュが、希望の「高知暮らし」を、一人一人に寄り添いながら、就職支援のプロや県内全市町村の担当者と協力して、情報提供や、UIターンに関する提案をします。

また、UIターンに役立つ各種割引サービス等の特典を提供しています。

サポートの例としては、レンタカーの基本料金より20%割引、高知県内の宿泊施設の宿泊割引やドリンクサービスなどの特典、航空運賃+宿泊費のパッケージ商品の割引、引越しの基本料金を最大30%割引、高知市内の対象賃貸物件を最低3ヶ月から賃貸契約可能、リフォームの工事費に係る諸経費率を割引、住宅ローン・目的型ローン・暮らしのプランの金利優遇などがあります。

お試し滞在

高知県には、家財道具や調理器具が一式備えられていて、田舎暮らしを試してみるのにピッタリな「お試し滞在施設」が多数あります。いきなり移住することに不安を感じている人や、移住先を決めかねている人などにおすすめです。

地域の人柄や風土に触れるチャンスです。1泊2日から利用できる短期滞在型や、1ヶ月からじっくり利用できる長期滞在型があります。

外観や屋内写真、利用料、入居期間、設備備品や立地状況などが詳しくわかる以下を参考にしてください。※現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、利用休止中の施設があります。利用可否につきましては、各市町村に問い合わせてください。 https://kochi-iju.jp/event/otameshi.html

移住・交流コンシェルジュ

高知県では、U・Iターンを考え中の人や、移住して間もない人を対象に、移住・交流コンシェルジュが仕事探しや暮らしのサポートを行っています。

希望の暮らし方を聞き、一人一人に寄り添いながら、地域・仕事・住まいの情報の紹介や疑問や不安の解消をサポートします。高知県内34市町村や一次産業などの専門分野の担当者と日ごろから連絡を取り合い、より良いサポートができるよう、一緒に取り組んでいます。

仕事・暮らし・住まいの情報の他、高知の最新情報を伝えます。高知をもっと知りたい人は、フェアや体験ツアーに参加して地元の人に話を聞いてみませんか?

移住支援金

東京23区(在住者または通勤者)から高知へ移住し、対象企業等に就業または高知県内で起業した人で、一定の条件を満たす人に、2人以上の世帯で移住した場合100万円、単身で移住した場合60万円の移住支援金を支給します。

市町村ごとに条件が異なりますので、詳しくは市町村に問い合わせてください。 https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/070401/20190401ijushien.html

高知県の子育て環境

高知県の子育て環境

高知県では、次代を担う高知のこどもが健やかに育つための環境づくりを進め、誰もが希望する時期に安心して結婚、妊娠・出産、子育てすることができる環境づくりに向けて取り組んでいます。

出産・育児・子育て応援サイト「こうちプレマnet」は、出産・育児について、役立つ情報や知識を提供する、ママ・パパの出産・育児応援サイトです。

県内の子育て世代包括支援センターをはじめとした支援・相談窓口、イベント情報などを掲載しているほか、妊娠や出産に関することや子育ての悩みなどの相談ができる「プレママ相談」の申し込みも可能です。

就学前の保育・教育サポートネット「とさすく」は、土佐の子どもたちが「すくすく育つ」という想いを込めて、保護者の方々や保育所・幼稚園・認定こども園等、そして地域が一緒に子どもたちを育めるようサポートしています。

ひとり親家庭の就労サポートもあり、仕事や生活のこと、親権や養育費のことなどさまざまな相談に応じています。

高知県で住むならどこがいい?

高知県で住むならどこがいい?

では、高知県で住むならどこが良いのでしょうか。おすすめの街をいくつか紹介します。

【県庁所在地】の周辺に住むなら

県庁所在地・高知市の人口は、2021年5月現在323916人です。隣接する南国市は、高知市へ車で30分程度と便利な場所にあります。

空港・鉄道・路面電車・高速ICなどがあり、交通の要所になっています。田園都市であると同時に、高知大学医学部・高知大学農学部・国立高知高専が集まる学園都市でもあります。

また、同じく高知市へ車で30分ほどのいの町は、市街地では交通アクセスの良い便利な暮らしを、中山間地では自然豊かな暮らしを選ぶことができ、移住専門相談員によるきめ細かな移住相談も受けられます。

高知市へ車で約37分の日高村は、高糖度トマトが特産品で就農を応援しています。工業団地が2ヶ所あり、一般企業の求人もあります。いずれも高知市に近くて、住みやすい街だと思います。

四万十市

四万十市は、高知県の西部に位置し、北西は愛媛県、東南は太平洋と面しており、中央部を四万十川が南下し太平洋にそそいでいます。

高知市から105.4km、車で約2時間の距離にあり、中心地域には大型商業施設などがあり、程よい田舎暮らしができます。仕事の後や休日にはサーフィンやサイクリングなどを満喫できます。

移住支援専門のNPO法人が移住から定住まで寄り添った支援を行っています。自然豊かな環境で暮らしたいけど、田舎すぎるのは不安という人には、ほどよく便利な田舎暮らしができるのでおすすめです。

乳幼児・児童医療費助成制度もあり、0歳から中学3年生の子どもの入院、通院にかかる医療費(保険診療対象分。ただし食事療養費を除く)の自己負担分を全額助成しています。

ほかにも、新規就農研修支援事業として、研修受入農家等が実施する新規就農研修への支援に対し、予算の範囲内で補助金を交付したり、起業・継業に対して支援したり、市産材を使用して一定要件を満たす木造住宅を新築する人に上限100万円を助成する、支援制度があります。

高知市

高知市では、坂本龍馬や板垣退助をはじめ多くの偉人が誕生し、よさこい祭りが生まれました。県庁所在地である高知市は、海・山・川が都市の近くにあって、豊かな自然環境と便利な生活の両方が実感できるまちです。

地方都市としての機能がぐっと詰まり、教育・医療・福祉・文化・娯楽などが充実していて、多くの働く場所や、起業のチャンスもあります。

明るくてオープンマインド、皆で盛り上がることが大好きな、自由でラテンな気風があります。また高知市では、移住を検討中の人に「こうち二段階移住」をすすめています。

いきなり田舎暮らしをはじめるのではなく、まずは比較的都市部の高知市に移住・滞在(1ステップ)し、そこを拠点に高知県内をめぐり、自分に合った場所を見つけてから、最終的な移住(2ステップ)を決める仕組みです。

一段階目の高知市への移住にかかる引越し費用等に対して補助を行っています。また、親世帯と同居等となる子育て世帯のUターンにかかる転入・定住費用に対しても補助を行っています。ほかに、よさこい祭りをきっかけに移住する「よさこい移住」を支援しています。

土佐市

高知市から17.7km、車で約26分の距離にあり、田舎暮らしがしたいけれど田舎すぎる所は不安という人にはピッタリの町です。交通面に関しては、高速道路のインターチェンジが市内中心部に有り、また近年においては国道56号線の整備も着々と進んでいます。

また、土佐市独自の公共交通である「ドラゴンバス」が、市内一円から近隣のJR伊野駅まで最大300円(小人100円)で運行されており、市内外を問わずどこに行くにも便利な環境が整っています。

産業では清流仁淀川の水を活かした製紙業や、温暖な気候、肥沃な土壌を活かした土佐文旦・ユリ・しょうが等に代表されるさまざまな農作物が作れる環境にあり、露地栽培、ハウス栽培等が盛んに行われています。

また漁業では、太平洋に面した宇佐漁港があり、宇佐のウルメイワシを代表に、土佐節発祥の地として名高い鰹節等、水産加工品の生産も有名です。

土佐市は待機児童ゼロです。小学生の入院・通院の医療費、自己負担額の全額が助成されるなど支援制度も充実し、子育てがしやすい環境が整っています。

香南市

香南市は高知県のほぼ中心地に位置し、ものすごい田舎ではないけど、ちょっと田舎(ちょいなか)なまちです。高知市から16.8km、車で約35分、空港まで約8分の、程よく便利で自然も豊かなまちです。

県が誇るブランドみかん「山北みかん」と生産量日本一のニラが有名です。受入農家のもとで農業研修を行う人を補助したり、自営の沿岸漁業者として独立・自営を目指す人に必要な漁業技術習得や自立後の生活支援を行っています。

市の空き家バンクに登録された空き家を利用する場合の耐震化とリフォーム等に要する経費を補助します。15歳までの子どもの医療費自己負担分を助成したり、一般不妊治療(人工授精)を受けた夫婦に治療に要した費用の一部を助成したりする医療面のサポートもあります。

病後児保育施設を備えた総合子育て支援センターもあり、子育て支援が充実しています。

室戸市

室戸市は、高知県の東の東南端に位置し、海岸線の大部分は室戸阿南海岸国定公園に指定されています。高知市から6.7km、車で約1時間50分のところにあります。

弘法大師空海が悟りを開いた地でもあり、また海洋深層水の町でもあります。産業面では、遠洋マグロ漁、土佐湾のキンメ漁などの漁業や、温暖な気候を利用した早出のビワや栗などの農業が盛んです。室戸ユネスコ世界ジオパークがあります。

雄大な自然と数々の祭りや伝統行事が受け継がれています。住宅改修にかかる経費を上限240万円として補助します。高知家で暮らし隊に登録し、カードの提示をすることで1年間特典が受けられる「移住者特典」などもあります。

子育てや医療の面では、出産祝い金や、中学校卒業までの子どもに対する医療費自己負担分の全額助成(入院・通院)、不妊治療費補助金制度があります。

まとめ

高知県では、移住を検討している人向けに、さまざまな支援制度を設けています。各市町村のHPからも高知の良さや魅力が感じられます。お試し滞在ができるところもあるので、ぜひ移住支援窓口へ相談してみてください。