石川県能美郡川北町ってどんなところ?
地図 | GoogleMapリンク |
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人口 | 6,282人 (推計人口、2018年3月1日現在) |
自治体HP | 能美郡川北町HP |
石川県能美郡川北町は、石川県の南東部に位置する町です。日本海に流れていく一級河川「手取川」の北岸に位置することから、川北町と名付けられています。 この手取川は昔から幾度も氾濫を繰り返してきましたが、人々は氾濫による危険性のない場所に集落を形成してきた歴史があります。
川北町の中には「島」とつく町名が多くなっていますが、小高い丘へ島のように集落を作ってきた背景がうかがえます。手取川の美しい水と恵み豊かな土壌により、石川県内でも有数の穀倉地帯として発展してきました。
川北町では移住者の受け入れを積極的に行い、人口は約6,200人、世帯数約1,950世帯と数を伸ばしています。川北町は公共料金がが安く、生活コストが抑えやすい町です。県内の他市町に比べ、福祉や子育て支援事業などに注力し始めたのが早かったこともあり、住民の数の増加や町の活性化がみられています。 川北町は、豊かな自然と静かな住環境が魅力です。
子育てのしやすさには定評があり、子どもの教育機関や支援センターなどが充実しています。日常の基本的な買い物は、車があればそれほど大きな不便はありません。飲食店などの数は少なく、営業時間も短いため静かにのんびりとした生活をする人に向いている土地です。
石川県能美郡川北町の移住支援制度

川北町では、地域からの移住者を積極的に受け入れています。ここでは、移住希望者に役立つ支援制度3つを紹介しますのでご活用ください。
空き家バンク制度
川北町では空き家バンク制度を設けています。空き家バンクは、年々増え続けている空き家を有効活用するために、物件情報を提供する制度です。物件を売ったり貸したりしたい所有者と、移住先の物件を探している人とを結びます。
あくまでも橋渡しの制度であるため、実際の契約や交渉などは当事者同士で行うことになりますが、物件情報の幅が広がるため要チェックです。
住宅リフォーム助成事業
住宅リフォーム助成事業では、住宅リフォームの際にかかった費用の1割を助成しています。50万円を超えるリフォーム工事に対して、上限20万円までの助成が受けられます。 対象となるのは、町内に3年以上の居住歴がある物件です。
新築の改造は対象ではありません。戸建ての住宅や、店舗付き住宅の居住部分などが対象になります。対象となる工事個所など詳細は川北町のホームページでご確認ください。
新築住宅取得奨励金
川北町では、町内に新築住宅を建設したり、新築の建売物件を購入する人に向けて、新築住宅取得奨励金を交付しています。補助金額は一律50万円です。
主な要件としては、新築物件の所有者や居住する世帯全員が川北町に住民登録していること、転入前の居住先で住民税の滞納などをしていないことがあげられています。詳しい要件は川北町のホームページにてご確認ください。
石川県能美郡川北町の観光情報

川北町の魅力を知るためには、この地域の観光スポットを参考にしてみてはいかがでしょうか。地元住民からも愛される町の人気スポットの情報を集めました。
川北温泉「ふれあいの湯」
川北町内では温泉施設「ふれあいの湯」が人気です。JR松任駅からバスで15分ほどの場所にある公営施設となります。 健康センター内に設置された温泉で、地元住民の憩いの場所となっています。
常連さんが多い温泉なので、現地の人柄や雰囲気を感じられるでしょう。 公共施設のため利用料が安いのも魅力です。施設は新しく、設備もきれい。
図書館が併設されており、体の汚れと疲れを温泉で洗い流し、静かに読書を楽しむこともできます。飲食の提供や広々としたフリースペースもあるので、1日を通してゆっくり過ごせます。
農業法人「わくわく手づくりファーム川北」
わくわく手作りファーム川北は、地元の豊かな水を使った地ビールや直産物などを堪能できるスポットです。
- 地ビール工房
- レストラン
- 特産物販売
- バーベキュー広場
川北町では、クラフトビールの生産が盛んです。白山わくわくビールは、特殊なモルティング製法で作られたこだわりの地ビール。
味わいだけでなく、体への健康も気遣ったビールを提供しています。わくわく手作りファーム川北内では、地ビールやそのほかオリジナルのお酒、地元白山の食材を使った料理などが楽しめます。
天気が良ければバーベキューを楽しむこともでき、家族連れからカップル、高齢の方まで幅広い層に親しまれています。わくわくファームへのアクセスは、北陸自動車道美川インターから車で10分。
電車を利用する場合は、JP美川駅、もしくは松任駅から車で10分ほどで到着します。
加賀雁皮紙・加藤和紙

川北町では、和紙の生産が長く受け継がれています。加藤和紙では、天明3年から川北町で漉かれ続けている雁皮紙づくりを体験可能です。和紙作りの体験プログラムを実施しており、観光客からは密かな人気を集めています。
雁皮紙は強靭でありながらも、なめらかで美しい和紙です。はがきや色紙として、1回1,650円で体験可能。旅の思い出作りや現地の雰囲気を味わうために訪れる方が増えています。
加藤和紙へは北陸自動車道美川I.C.から車で約25分、電話での問い合わせをしてから訪問するのがおすすめです。川北町に訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。
まとめ
石川県能美郡川北町の情報をお届けしました。川北町は手取川の豊かな水とのどかな緑に囲まれた土地です。
自然の豊かさだけでなく、住民の生活コストの削減や教育、子育ての支援、防犯への意識など、行政を挙げて住民の暮らしを向上させる動きが見られます。 川北町のへの移住を検討している方は、一度現地を訪れてみてはいかがでしょうか。