移住を体験してみよう!移住を失敗しないためにやりたいこと

更新日: Mar 31, 2021

移住を体験してみよう!移住を失敗しないためにやりたいこと

「都会を離れてのんびり暮らしたい」と考える人が増えているそうです。しかし現実的に移住を考え始めると、移住先や移住後の生活などに不安を感じる人も多いことと思います。そんな不安に応えて移住を推奨する自治体によって最近行われているのが「お試し移住」です。環境や現地の様子、土地の魅力などを知って移住をスムーズに進め、「こんなはずじゃなかった」と失望することがないようにしたいものです。お試し移住のメリットや手順などについて紹介していきます。

移住体験で何ができる?

各自治体で行われている移住体験では、実際に住んでみてその土地の環境や住み心地を知ることができます。観光として訪れることも可能ですが、移住を想定して住んでみると今までとは違った視点で見ることができるでしょう。

最寄り駅はどこか、高速道路のインターチェンジまでの距離など交通の利便性はチェックしておきたいポイントです。ショッピングセンター、ホームセンター、商店街の規模なども日々の暮らしで大切な点です。

子どもがいる家庭ならば保育園、幼稚園、学校についても知っておきたいところです。特に降雪量や降雨量が多い、高原、盆地といった気候の特徴がある土地では地元ならではの暮らし方を体験してみることは重要です。

また、現地の仕事を体験できるツアーが用意されている場合は、移住と同時に転職を考える際のヒントになります。地場産業に転職する、あるいは経験を生かして事業を始める、現在勤めている会社でリモートをメインにした働き方に変えるなど、仕事への取り組み方を考えるきっかけになるかもしれません。

移住先の食文化や特産物を知って、日常と違う体験ができるのも新鮮です。もし複数の移住先の候補があって、決め手に欠けると悩んでいる人は移住体験をして検討材料にしてください。

移住体験ツアーに参加してみよう

移住体験ツアーに参加してみよう

移住体験はさまざまなスタイルで実施されています。一人、あるいは複数人数でのツアーなど自治体によって異なります。スタートの場所に集合してコースを見学するツアー、自分の見学希望先をガイドが案内してくれるツアーなどが多いようです。

まずは移住体験ツアーに参加して具体的に移住先をイメージしてみてください。

ツアーに参加するメリット

ツアーでは案内をしてくれる地域の人や移住を希望している他の参加者、すでのその土地に住んでいる先輩移住者との交流を図るイベントが企画されていることが多くあります。

ツアーに参加してつながりができた人たちは、移住後にも心強い味方になってくれるかもしれません。

また、ツアーでは移住後に利用できる公民館やスポーツ施設、学校などを回ってくれる場合もあります。日常的に使用することになる施設を実際に見られるので、移住後の生活をイメージしやすくなります。

ツアーの途中では地元住民しか知らないようなスポットを教えてくれることも。住んでいるからこそわかる地元の魅力に触れてみてはいかがでしょう。

現地での職業体験ができるツアーも

現地での職業体験ができるツアーを企画している自治体もあります。地方に移住すると同時に転職しようと考えている人におすすめです。実際に働いてみることで、移住後の生活をイメージしやすくなります。

例えば希望者が増えている就農の場合、農家や先輩移住者との交流、種まき、収穫、アウトドアクッキングなど、年間を通した活動で農作業を体験し、移住先の土地柄や暮らしを知ることもできる内容が一般的です。

最近の農業は農業法人の設立による大規模化、地元野菜や果物のブランド化、農業人口の減少をカバーするための機械化など、ビジネスを意識した側面が話題です。

農業のほか、漁業、林業、酪農などのツアーも盛んです。参加費、交通費、宿泊費が有料、無料、一部負担など募集ツアーによってさまざまですが、実際のプロの作業や現地の状況を体験できる貴重な機会です。職業を体験して移住を具体的に検討してみてください。

地方移住を失敗しないためにお試し移住の体験を

地方移住を失敗しないためにお試し移住の体験を

「もっと自然の多いところだと思っていた」、逆に「交通の便が悪すぎる」など、移住してみたもののイメージと違っていたと感じる場合もあるようです。そうならないように移住体験をしてみてはいかがでしょうか。

地方移住のデメリットも体験で把握しておく

地方移住にはデメリットも存在します。盛んにアピールされている良い面ばかりに引かれて移住を決めてしまうと後悔することにもなりかねません。

移住体験でデメリットも理解した上で、移住先を決めたいものです。例えば都市部と違い、電車やバスなどの公共交通機関が少なく、買い物をする場所や飲食店も限られています。

そのため日常品の購入、通勤や子どもの送り迎えなどにもマイカーは必需品です。駐車場や道路はゆとりがあるので運転しやすい環境は整っているとはいえ、年をとって運転をやめたときのバスやタクシーなどのサポートの有無など、確認しておきましょう。

ほかにも職業の選択が限られてしまうこと、学校の選択肢が少ないことなどのデメリットが考えられます。移住体験で現地のデメリットも理解しておきましょう。

自分の想像と現実の移住との乖離をなくしておく

田舎暮らしについてどんなイメージを持っていますか。自然に囲まれて暮らせる、新しい人間関係を作れそう、広い土地で大きな家に住んでいる、物価が安いなど、移住後の生活を思い描いていることと思います。

しかし実際に移住してみたら、想像と違っていたことが出てきます。移住後に納得のゆく生活をおくれるように、リサーチして理想と現実の違いをできるだけ縮めておきましょう。

現実の移住を知るために役立つのが、先輩移住者の声です。自治体の移住促進のホームページなどでアップされているページや動画があります。先輩移住者の移住のきっかけ、仕事、暮らしぶりが参考になります。

また、生活費についても都市部と同じ食料、日用雑貨、ガソリン、公共料金などを移住先で購入したらどのくらい変化があるか比べてみるなど、数字を出してみると具体的な違いが見えてくるかもしれません。

例えば、上下水道料金やガソリンなどは地域で差があります。特に雪国、離島への移住の場合は、検討する時間の余裕があるならば、1年間の気候の変化を実感するために現地に足を運んでみることをおすすめします。

実際に体験をして移住を検討しよう!

実際に体験をして移住を検討しよう!

移住体験のスタイルをまとめました。「宿泊体験型」の場合、1日~数週間の期間で実際に現地で暮らします。宿泊施設の無料提供、空き家やホテルの紹介など自治体によって異なります。

まずは現地に滞在してどんな場所か見てみたいという人におすすめです。スケジュールやプログラムをあらかじめ組んである「パッケージツアー型」はいくつか移住先の候補を考えている人におすすめです。

自治体の紹介、公民館や運動施設など公共施設やスーパーなど生活で利用する施設案内など。地元住民や先輩移住者との懇談会が設定されていることも多く、気軽に質問ができます。

「職業体験型」は農業、漁業、林業のほか、地場産業などの見学体験も。就農体験では実際の農業を体験でき、地元の農家の人と交流が深められるのもポイントです。

最近人気なのが「オーダーメイドツアー型」で日程や内容を自分で決められます。体験したいこと、知りたいことをアレンジしたツアーを準備してもらえます。移住先の地域のことを具体的に知りたい人におすすめです。

負担費用、期間は自治体によって異なるので確認をしてください。移住体験の申し込みは各自治体に電話かインターネットで申請します。

一般的には自治体の審査の後お試し移住が決定したら、誓約書などの必要書類を提出し、入居日に各自治体の窓口で手続きをします。 地方のお試し体験について詳しく知りたい人はこちらのページを参考にしてください。

まとめ

移住を成功させるには情報収集が大切です。移住体験で実際に現地の雰囲気を感じて移住を検討してみてください。有楽町の東京交通会館8Fにある「認定NPO法人 ふるさと回帰支援センター」で各自治体の移住情報を得ることができます。移住体験の案内、説明会も行っています。