福島県ってどんなところ?

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人口推計人口、1,848,000 (2019年6月1日)
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福島県の特徴や歴史

福島県は、東北地方の南部に位置し、北部は宮城県や山形県、西部は新潟県、南部は茨城県や栃木県、群馬県といった関東北部と接しています。同じ福島県でも、地形によって「浜通り」「中通り」「会津」と3つのエリアに明確に分かれているのが特徴です。 旧石器時代から、すでに人が暮らしていた形跡があり、かつては宮城県と共に陸奥国の一部でしたが、1876年(明治9年)に現在の福島県が成立しました。 2021年(令和3年)10月時点での人口は約181.3万人であり、いわき市(32.9万人)と郡山市(32.6万人)、福島市(約28万人)が三大都市で、人口の半分以上を占めます。

高速道路や新幹線、空港へのアクセスの良さ

福島県は、中通りを北海道・東北新幹線が縦断しており、駅は福島、郡山、新白河の3つです。福島駅からであれば、「やまびこ」に乗ると東京まで約1時間20分で到着します。福島駅では山形新幹線(奥羽本線)が接続しており、山形県内へのアクセスが可能です。 郡山駅は、JR磐越西線と磐越東線が合流しており、中通りから会津や浜通りへ移動するときの拠点になっています。会津側は、会津鉄道や野岩鉄道、東武鉄道を乗り継いで東京都内へのアクセスが可能で、浜通り側は常磐線が都内まで直通です。 空路は、郡山市の南東(須賀川市と玉川村)に福島空港があります。新千歳空港と伊丹空港への定期便が運行されており、コロナウィルスが流行する前は、韓国の仁川空港への国際便も運行されていました。郡山駅から直通のリムジンバスでアクセスできます。 高速道路は、中通りを縦断する東北自動車道(E4)、浜通りを縦断する常磐自動車道(E6)、北部で3つのエリアを結ぶ東北中央自動車道(E13)、中央で結ぶ磐越自動車道(E49)などが網羅されています。自動車があると、県内を快適に移動できるでしょう。

その他の情報

気候は3つのエリアごとに異なり、浜通りは海洋性気候により、夏は涼しく冬は温暖です。内陸寄りの阿武隈高地では、冬に氷点下10℃を下回ることもあります。 中通りは盆地ごとに標高が異なり、標高が最も低い福島市周辺は酷暑になりやすく、降雪量も多めです。郡山市周辺や白河市周辺など、南部へ行くにつれて過ごしやすい気候となります。 会津は日本海の影響を受けやすく、冬は豪雪地帯です。夏は越後山脈からのフェーン現象によって猛暑になるときがあります。 産業は、どのエリアでも第二次産業の割合が高く、関東と隣接している利便性から、都内の企業が進出して工場を構えています。第一次産業では、桃や柿などの果物や、米などの産地として有名です。

福島県の移住支援・就業支援制度

福島県の移住支援・就業支援制度

福島県では、県外からの移住支援・就業支援に力を入れています。東京都内に「福が満開、福しま暮らし情報センター」という対面式の相談窓口があるだけでなく、大阪府内にも「福島県大阪事務所」で相談を受け付けているほどです。 東京圏からの移住を対象に、世帯は100万円、単身は60万円の支援金を支給する制度も実施していますが、2021年度(令和3年度)は檜枝岐村、双葉町、大熊町が対象外となります。 それ以外では、どのような移住支援、就業支援制度があるのか見てみましょう。

引越費用の補助

福島市では、移住準備支援金の一環として、引っ越し費用の半分を最大15万円まで補助する制度があります。対象となるのは、引っ越し業者に支払った家財の運送費用や荷造り等のサービス費用です。 毎回、予算の上限に達すると受付が終わってしまうので、移住を計画しているなら早めに申請しましょう。

ふくしま移住希望者支援交通費補助金

福島県全体では、移住希望者が現地調査や現地活動のために、県外から福島県内を訪れたときの交通費を支援する制度があります。支給額は、実際にかかった金額と「基準額」の、どちらか低いほうです。 基準額は出発地ごとに定められています。東京都からであれば8,000円、大阪府からであれば21,000円が基準額です。なお、福島空港を利用すると5,000円が加算されます。

移住希望者に対する宿泊費補助

福島市では、先ほどの交通費補助の対象であれば、宿泊費も補助する支援を実施中です。補助額は宿泊費の1/2で、5,000円が上限となります。もちろん、福島市内の宿泊が対象です。 また、会津の中でも、会津若松市を中心とした北部のエリアでは、移住のために現地見学をした県外の人に対し、最大で10,000円の宿泊費を補助しています。対象となるのは会津若松市のほかに、喜多方市や北塩原村、西会津町、磐梯町、猪苗代町、会津坂下町、湯川村、柳津町、三島町、金山町、昭和村、会津美里町です。 ひとり1泊につき、最大2,500円まで宿泊費の半額が補助され、ふたりで2泊したときに補助額が最大10,000円となります。先ほどの交通費の補助と併用すれば、お得に現地見学ができるでしょう。

福島県の子育て環境

福島県の子育て環境

福島県では、県全体で子どもの医療費の自己負担分が、18歳の3月末まで無料です。県全体で18歳の3月末まで無料になるのは、ほかに鳥取県しかなく、かなり手厚いといえるでしょう。 ほかにも、自然体験活動を補助したり、屋内の遊び場を増やしたりするなどの取り組みを行っています。

福島県で住むならどこがいい?

最後に、福島県に移住するなら、どこがおすすめか見てみましょう。

福島市の周辺に住むなら

福島県で住むならどこがいい?

福島市は新幹線が停車する駅があり、第二次産業や第三次産業が充実しています。先述のとおり、支援も手厚いので、福島県に移住するなら、真っ先に候補となるでしょう。 ただし、大型商業施設は国道13号線沿いに点在しているため、自動車があると便利です。自動車があれば、郊外にある温泉や果樹園、競馬場、公園にも気軽に足を延ばせます。 市内には4つの大学があり、保育園から大学まで自宅からの通学が可能です。30万人近い人口でありながら、2021年4月の待機児童はいません。医療機関も充実しているので、安心して暮らせます。 戸建住宅から集合住宅まで、暮らし方に合わせて住まいを選べるのもうれしいところです。周辺には、家賃が相場よりお得な伊達市や、里山暮らしを体験できる二本松市などもあります。

須賀川市

須賀川市は、郡山市の南側に位置しており、人口は7.6万人でありながら商業施設が充実しているのが魅力です。さらに独自で住宅取得の支援を行っており、条件を満たせば最大で300万円の補助金が支給されます。特に40歳未満で、18歳未満の扶養者がいる世帯は、お得に住宅を取得できるでしょう。

本宮市

本宮市は、郡山市の北側に位置しており、人口約3万人の小都市でありながら、県内有数の企業立地であるため、移住後の就業先を探すときの選択肢が豊富です。商業施設は駅から半径1kmの範囲に集約されているので、普段の買い物も便利です。

郡山市

郡山市は福島県第二の都市であり、鉄道で会津と浜通りを結ぶ交通の要所でもあります。新幹線の停車駅があり、空港へのアクセスも便利です。福島市と比べると、商業施設が駅周辺に集中している傾向があります。 起業家が多く、交流の機会も豊富なので、新しいビジネスを始めるにはうってつけといえるでしょう。

いわき市

いわき市は、福島県で最も人口が多く、面積も広い自治体です。古くから工業都市として栄えてきました。現在も若い世代を中心にものづくりが盛んです。 一年を通して温暖で過ごしやすく、ハワイアンなリゾート施設もあることから、「東北のハワイ」とも呼ばれています。保健福祉センターによるコンシェルジュが、母子の健康や子育てについてアドバイスしてくれるのも、うれしいところです。

会津若松市

会津若松市は会津の中心都市で、戊辰戦争の主戦場になったことでも知られています。現在も史跡が随所に残されており、歴史好きなら散策しているうちに移住したくなるかもしれません。特に桜の季節は見頃です。 一方で半導体の製造拠点という側面があり、市全体でICTを活用した「スマートシティ」を目指しています。

まとめ

福島県では、県全体で移住に力を入れており、福島市や須賀川市、会津地区のように独自の支援が手厚い自治体もあるほどです。中通り、浜通り、会津のいずれに住んでも、自然や仕事が豊富であり、都心へのアクセスにも不自由しないでしょう。